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懲りないカイル・ウォーカー「24時間でコロナ違反ハット」

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再び外出禁止令を破ったDFカイル・ウォーカー

 マンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカーが新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウン(都市封鎖)下で、またもルール違反を犯したことが分かった。英『サン』が報じている。

 新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう中、イギリス政府は感染防止対策として法律で厳しい外出禁止令を出し、ソーシャルディスタンス(社会的距離)に制限を設けている。しかし、ウォーカーは4月上旬に2人の売春婦を呼んだ“セックスパーティー”を主催したことが明らかになり、批判を浴びていた。

 ウォーカーは騒動の直後に謝罪コメントを発表していたが、わずか一か月後、再び外出禁止令を破ったことが分かった。6日午後からの24時間で3つの違反を犯し、1000ポンド(約13万円)の罰金が科される可能性も浮上。記事では「ロックダウン・ピエロのカイルウォーカーが24時間でCovid-19違反のハットトリックを達成した」と揶揄している。

 ウォーカーはマンチェスター郊外プレストベリーの自宅から43マイルを運転してロザラムに住む妹ローラの家を訪ね、4人の友人と共に妹の誕生日パーティーに4時間参加。家の外で妹を抱きしめる写真が掲載されている。

 そこから8マイルを運転してシェフィールドに住む両親の家を訪問し、30分ほど滞在した後に帰宅。その翌日にはルームメイトの友人と共にサイクリングに出かけたことが時系列で報じられている。記事によると、母親を新型コロナウイルスで亡くしたジョゼップ・グアルディオラ監督は憤慨しており、クラブの懲戒調査が始まったという。

 報道を受けて、ウォーカーはツイッター(@kylewalker2)を更新し、自身の行動について、「水曜日は妹にバースデーカードとプレゼントを渡したが、親友の1人としか話していない」と釈明。「彼女は僕への愛を示すためにハグしてくれた。それをどうすればよかったんだ?彼女を引き離せば良かったのか?その後に実家に寄って、料理してくれた食事を受け取ったんだ」と言及している。

 さらに、自身と家族がメディアに追われ、プライバシーの侵害で苦しんでいることを綴り、「新型コロナウイルスでフォーカスされているのは分かるが、メンタルヘルスは全く考慮されないのか?」「僕も一人の人間で、人々と同じように痛みや動揺を感じる」などと訴えている。

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