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再開に向かうプレミアリーグ、無観客ゆえの“放送事故”を懸念

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プレミアリーグ再開に向けて課題

 プレミアリーグ再開にあたり、現地の放送局がある問題に頭を抱えているようだ。イギリス『ザ・サン』が報じた。

 新型コロナウイルスの影響で中断しているプレミアリーグは、来月の再開を目指して準備を進めている。感染拡大を防止するため、試合は無観客開催となる見込みだ。

 そうした中、残りの92試合を放送する予定の『スカイ・スポーツ』と『BTスポーツ』が再開に向けて苦心していることが明らかになった。

 無観客開催になることで、普段は大歓声に打ち消されていたピッチ上やベンチでの過激な発言がそのまま放送されてしまう恐れがあるのだという。

 同紙によると、21時より前に放送されるコンテンツには厳しい規制があり、放送局は何らかの対策が求められるようだ。

 放送局は過去に欧州カップ戦などで無観客試合を経験したことはあるが、プレミアリーグでは両チームの選手、ベンチの間で視聴者の聞き慣れた英語が飛び交う。

 同紙はこの新たな課題に対して「リーグは潜在的な問題を認識しているが、人々が罵倒するのを防ぐためにできることはほとんどない」とし、暴言が放送されるたびにキャスターが謝罪するか、音量を調整およびミュートにする必要があるだろうと指摘した。

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