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イニエスタ、W杯優勝により救われた過去を告白「友人の死は最悪だった。でもあの日から好転した」

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アンドレス・イニエスタが親友の急死により精神的に追い込まれたことを明かす

 ヴィッセル神戸でプレーする元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)決勝でのゴールが精神的な苦境から救ってくれたと明かした。

 親友だったダニエル・ハルケが2009年に心臓発作で26歳という若さで急死して以降、ひどいうつ病に悩まされていたことを以前に告白したイニエスタ。バルセロナの象徴としても活躍した同選手は、2010年W杯決勝のオランダ戦の延長にスペインを初の世界王者に導く決勝ゴールを奪う。

 その際にスペイン代表MFがユニフォームを脱いで“Dani Jarque: siempre con nosotros(ダニ・ハルケ、いつまでも一緒だ)”のメッセージが入ったアンダー姿で歓喜した場面は多くの感動を呼んだ。同選手は当時についてドイツ『ビルト』で語り、大舞台でのゴールが自身の人生において重要なものであったと明かした。

「当時、僕は本当に多くの成功を掴んでいたけど、連続していくつかの不幸に見舞われた。そして、友人のダニ・ハルケが2009年8月に亡くなった。このことは、専門家の助けを必要とする状況に僕を追い込んだ。僕の人生の中で最も難しい時期だった。当時はガールフレンドで、今は妻であるアンナや両親の助けは本当に大きかった」

 そして、南アフリカでのオランダ戦のゴールが「好転の始まり」であったと語ったイニエスタは「幸運にも、あの時期は過去のものになった。僕をより逞しく、さらに良くしてくれた時期だった」と振り返っている。

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