beacon

鎌田大地を地元紙が称賛「色々と試みて、その多くが上手くいった」…リーグ公式ではMOMに

このエントリーをはてなブックマークに追加

 フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地は現地時間26日に行われた第27節フライブルク戦(3-3)で自身ブンデスリーガ初ゴールを記録。地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』などドイツメディアはそのプレーを高く評価した。

 フランクフルトが3-5-2フォーメーションで臨んだこの一戦では鎌田はトップ下でプレー。3バックの中央に入った元日本代表MF長谷部誠とともにフル出場を果たしたアタッカーは35分、ポルトガル代表FWアンドレ・シウバの同点弾を演出すると、79分にはチーム2点目を決めて、ついに自身ブンデスリーガ初ゴールを奪った。

 そんな鎌田のプレーを『フランクフルター・ルンドシャウ』も称賛。採点こそは行わない同紙だが、同選手のパフォーマンスを「よくできました」カテゴリーのトップとし、「色々と試みて、その多くが上手くいった。優れたフットボーラーであることは広く知られているだろう。彼はチームメイトたちを見事に生かし、一旦阻止されたシュートが1-1につながった。フリーの状態ながら勝ち越し弾は外したが(52分)、後になんとか押し込んで自身ブンデスリーガ初ゴールを記録した」との寸評を掲載した。

 また同紙は、「まずまず」カテゴリーの3位と評した長谷部のプレーについては「スタメンに招集するだけの価値があった」と記述。「彼は守備陣を整え、ビルドアップも手慣れた様子。0-1の場面では一歩遅れ、不運な格好で(相手シュートを)ディフレクト。だが、それでも彼はこのチームに含むべき」と続けている。

 なお、ブンデスリーガ公式ウェブサイトは鎌田をマン・オブ・ザ・マッチに選出。「ダイチ・カマダはフランクフルトのシュート35本のうち10本に関与。疲れを見せずにはたらき続けた日本人選手はこの試合最多となるシュート本数(7本)をマークした上、最大の走行距離(12.1km)、最多のスプリント回数(43回)を記録しただけではなく、(通算39本目のシュートで)ついにブンデスリーガでの初ゴールで報われた」と記している。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2019-20特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP