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西紙がレアル・マドリーMFベイルを徹底批判…「もしベルナベウがゴルフ場ならレジェンド」

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 スペイン『マルカ』が、レアル・マドリーに所属するウェールズ代表MFガレス・ベイルを辛辣に批判している。

 2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝リヴァプール戦で2得点を決めて前人未到の大会3連覇に大きく貢献するなど、レアル・マドリーで数々の栄光をつかんでいるベイル。一方で、負傷を繰り返していることや、稼働率が下がる中で趣味のゴルフに熱を上げていることが批判を浴びることも多い。

 そして先日、ベイルは自らに浴びせられるホームサポーターからの批判に対してポッドキャストで「そのようなことはもちろん良いことではないし、自信を持ってプレーなんてできない」と不快感を示し、「本当に多くの人が僕のゴルフに目くじらを立てる。僕には理由がわからない。メディアも僕に良くないものだと騒ぎ立てる」とも主張していた。

 しかし、『マルカ』はその発言を受けて「もし(レアル・マドリーの本拠地)ベルナベウがゴルフ場だったら、ベイルは幸せだっただろう」と題した記事を公開。以下のようにこき下ろした。

「ガレス・ベイルは職業を間違えている。彼の身体能力であれば様々なスポーツを選択できたはずなのに、ゴルフではなくフットボールを選んでしまった。プレーすることも語ることもできるゴルフコースでこそ、彼は本当の快適さを感じることができる。その競技に関するポッドキャストの中で、彼が自由に自分の言葉で語れるようになったのは偶然ではない」

 メディアに登場する頻度が少なく、自らの見解をそれほど強く訴えないことでも知られるベイルだが、『マルカ』はフットボールではなくゴルフであれば雄弁に語ることがあると指摘。さらに、ベイルが「良いプレーをしなかったことは数回しかなかったのに、スタジアムの8万人が僕にブーイングを浴びせている」と不条理を訴えたことに関しても、否定的な見解を示した。

「誤解されていて、自分が素晴らしいプレーをしているのになぜブーイングを受けるのが分からないと彼は感じている……。それはもうしっくりこない」

「フットボールのトレーニングよりもゴルフをするのが好きで、リハビリマシーンよりも5番アイアンを使用することを好むフットボール選手には、ちょっとした自己批判があるものだ。エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウがもしゴルフ場だったら、彼はレアル・マドリーのレジェンドになっていただろう。そのことに疑いはない」

 特に新情報が与えられることもなく展開された今回の批判記事。一般的に『マルカ』はレアル・マドリー寄りで知られるメディアだが、だからこそベイルに対する現地の過激な論調を感じさせるものとなっているかもしれない。

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