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大記録達成のMF長谷部「良いプレーできず残念」地元紙は連発ストップの鎌田を低評価

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 6日に行われたブンデスリーガ第30節のマインツ戦、元韓国代表FWチャ・ブングンの記録を抜いてアジア出身選手で歴代単独最多の309試合出場を達成したフランクフルトMF長谷部誠だったが、試合内容はほろ苦いものだった。クラブ公式サイトが長谷部のコメントを伝えている。

「われわれが必要としていたほど良くなかった。あらゆる面で何かが欠けていた。スペースを非常にうまく潰してくる相手に対し、十分なプレーができなかった。われわれがもっと良くプレーできなかったことを残念に思う」。

 6連敗が止まった3節前から3バックの中央を任されている長谷部は、2戦連発中だったFW鎌田大地とともに引き続き先発。3連勝に向けて試合に臨んだが、チームは0-2で敗れた。長谷部も空中戦のミスで2失点目に絡むなど、早めに残留を決めたいチームを救うことはできなかった。

 もっとも、地元紙『フランクフルター・ルントシャウ』の個別評価では、他4人と並んでチーム最高の「まあまあ」だった。寸評では「記念試合でたしかなパフォーマンスを見せたが、以前ほどではない。競り負けたことで0-2となった」と失点部分以外は問題視せず。一方、連続ゴールが止まった鎌田は「弱い」の低評価。「デュエルを怖がり、走っていただけ。攻撃でアイデアがない」と断じられている。

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