バルセロナのFWリオネル・メッシは13日、リーガ・エスパニョーラ再開初戦にあたる第28節マジョルカ戦で、今季20得点目となるゴールを記録した。これで2008-09シーズンから12年連続で大台を達成。自身が持つ記録をまた1年更新した。

　右足内転筋の負傷で出場が危ぶまれていたメッシだったが、右ウイングのポジションでマジョルカ戦に先発出場。1-0で迎えた前半37分、珍しいヘディングでのラストパスでFWマーティン・ブライスワイトのゴールを導くと、後半34分には華麗なダイレクトパスでDFジョルディ・アルバの得点をアシストし、今季のアシスト数をリーグ単独トップの14とした。

　さらに後半アディショナルタイムには、ゴール前の混戦をドリブル突破で回避し、右足で豪快に叩き込むゴールも記録。これで今季のゴール数を20とし、こちらも単独トップの座を確かなものとした。また08-09年シーズンに23点を記録して以来、12シーズン連続の大台達成。史上誰も達成したことのない大記録をまた1年更新した。

　なおこの日は、近年のトレードマークとなっていたヒゲを全て剃った新たなスタイルも試合で初めてお披露目。SNSなどでは「若返った?」という声も聞かれ、19歳のMF久保建英との対決も話題となった中、健在を印象付ける32歳の1ゴール2アシストだった。

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