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0-4大敗も…スペイン各紙は久保建英に高評価「なぜバルサに戻らなかったのか」

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現地で評価を高めたMF久保建英

 首位のバルセロナを相手に0-4の完敗を喫したマジョルカだったが、MF久保建英は現地での評価を高めたようだ。久保は再開初戦となった第28節のバルセロナ戦、セットプレーのキッカーを任されるなど前半だけで3本のシュートを記録。試合を通しても両チーム最多の4本を放った。

 現地大手紙『マルカ』は選手別採点で、久保に3点満点中『2』をつけた。これはマジョルカでは唯一の評価であり、バルセロナの選手を含めてもFWリオネル・メッシやDFジョルディ・アルバと並ぶ最高点だ。

 また『アス』紙では前半にカットインシュートとフリーキックでGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンを強襲したシーンを動画で掲載する際に「彼のリーダーシップはチャマルティン(レアル・マドリーの愛称)でも印象付けられるだろう」との見出しで分析。シュートを「3つの悪魔」と題して報じている。

 さらにマジョルカ島の地元紙『ディアリオ・デ・マジョルカ』もマッチレポートの中で「唯一とは言わないまでも苦難を逃れた久保が中心だった」と指摘。これまでMFサルバ・セビージャが担ってきたフリーキックが防がれたことにはやや引いた目線を示しつつ、「このチームで勇敢さを勝ち得たことを示した」と高評価を下した。

 またバルセロナ寄りで知られる『ムンド・デポルティーボ』紙は久保の寸評に「レベルデ(リベンジ)」と記述。「カンプノウと同じようにマジョルカでは最高だ。なぜ彼がバルセロナに戻らなかったのか理解に苦しむ」とリスペクトを交えつつ論じている。

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