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デポルティボの再開初戦はドロー、フル出場の柴崎岳が安定感もたらすも5戦勝ちなし

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デポルティボMF柴崎岳

[6.14 スペイン2部第32節 デポルティボ0-0スポルティング・ヒホン]

 スペイン2部リーグは14日、再開初戦の第32節を行い、MF柴崎岳所属のデポルティボスポルティング・ヒホンと0-0で引き分けた。ボランチで先発した柴崎は安定したプレーでフル出場。前半には惜しいスルーパスを通す場面もあったが、得点は生み出されなかった。

 今季のデポルティボは開幕戦に勝利した後、9分10敗の長いトンネルに突入。そこから柴崎の復調もあって7連勝で一気に降格圏を脱したが、新型コロナウイルスによる中断前は2分2敗と再び停滞が続いていた。この日は3月7日の第31節エルメリア戦(●0-4)以来、3か月ぶりの公式戦。5試合ぶりの勝利をかけてホームゲームに臨んだ。

 序盤はデポルティボが優勢。前半16分、柴崎が相手とのデュエルを制して最終ラインのギャップを突くスルーパスを通したが、FWサビン・メリノのクロスは味方に通らず。23分には中盤を割られて相手FWに抜け出されたが、シュートはポストに当たって救われた。41分にもピンチが訪れるも、FWカルロス・カルモナのボレーシュートはGKダニ・ヒメネスが止めた。

 後半1分にもデポルティボのチャンス。MFエムレ・コラークのスルーパスに抜け出したMFエネコ・ボベダがPA内右から狙うも、シュートはわずかに左へ外れた。中盤で幅広いポジションを取りながらゲームメークに徹していた柴崎は25分、相手選手2人をライン際で背負い、ノールックのヒールパスで味方につなぐ美しいプレーも見せた。

 後半41分、柴崎がゴール前のFKを意表を突いた形で右サイドに出すと、そこからFWクリスティアン・サントスのヘディングシュートにつながったが惜しくも枠外。そのまま試合は終了し、デポルティボの再開初戦は勝ち点1に終わった。勝てば降格圏脱出のチャンスだったが、19位にとどまった。

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