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久保建英の交代後に無回転FKで失点…降格圏マジョルカ、“裏天王山”で痛いドロー

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先制弾に歓喜したマジョルカだったが引き分けに終わった

[6.19 リーガ・エスパニョーラ第30節 マジョルカ1-1レガネス]

 リーガ・エスパニョーラは19日、第30節を各地で行い、MF久保建英所属のマジョルカレガネスと1-1で引き分けた。共に降格圏に沈んでいたチーム同士の“裏天王山”。マジョルカは終盤までリードを守っていたが、土壇場での飛び道具に沈んで降格圏脱出のチャンスを逃した。右サイドハーフでの先発出場が続いている久保は後半37分までプレーした。

 新型コロナウイルスによる中断期間が明けた後、バルセロナとビジャレアルを相手に連敗を喫したマジョルカ。再開3試合目はホームに最下位のレガネスを迎えた。相手はハビエル・アギーレ監督がベンチ入り停止処分を下されている中、18位のマジョルカは勝てば降格圏脱出の可能性。前節で早い時間帯に途中交代した久保も先発に名を連ねた。

 マジョルカは前半8分、ゴール左斜め前で獲得したFKからさっそくスコアを動かした。久保も蹴ることのできるポジションに立ったが、35歳の大黒柱MFサルバ・セビージャがキッカーを務め、壁下のコースを選択。相手がジャンプした壁の下をストレートボールで射抜き、ゴールネットに突き刺した。

 その後はレガネスのペースが続いたが、次々に放ったシュートは精度を欠き、いずれも枠外かGKマヌエル・レイナの正面。マジョルカは前半35分、左サイドでボールを持った久保が相手のイエローカードを誘うと、44分には久保のピンポイントパスからチャンスが生まれ、FWクチョ・エルナンデスのシュートに結びついた。

 そのまま主導権を握ったマジョルカは後半12分、久保は右サイドをドリブルで駆け上がって右足でのクロスを試みたが、ボールは大きく流れて不発。30分にはレガネスFWギド・マルセロ・カリージョの強烈なシュートが枠を襲ったが、M・レイナがスーパーセーブを見せた。

 久保は後半37分に途中交代。このままマジョルカがリードを守り抜くかと思われたが、試合は再びフリーキックで動いた。レガネスは後半42分、ゴール正面やや左からのFKをMFオスカル・ロドリゲスが蹴ると、無回転で不自然な変化をしたボールがクロスバーに当たってゴールイン。土壇場での同点ゴールが決まり、試合は1-1の痛み分けとなった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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