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久保建英の“同僚”キ・ソンヨン、お騒がせ男はKリーグ復帰にも障壁

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久保建英との共演は叶わなかったMFキ・ソンヨン

 日本代表MF久保建英が所属するマジョルカの元韓国代表MFキ・ソンヨンはシーズンを残して韓国に帰国しているが、Kリーグ復帰にも障壁があるようだ。

 韓国代表のキャプテンも務めたキ・ソンヨンは2月にニューカッスルを離れ、6月末までの短期契約でマジョルカに加入し、10番を付けた。3月7日に行われたリーガ第27節マジョルカ戦の後半36分、久保との途中交代でデビューしたが、出場はその1試合のみ。負傷の影響もあって再開後は出番がなく、シーズン7試合を残してスペインから帰国した。

 同氏は26日に新型コロナウイルスの診断検査を受け、2週間の隔離生活を始めている。実質的にマジョルカと決別したと見られる中、韓国では去就が注目されている。

 キ・ソンヨンは今年2月にもKリーグ復帰を検討し、古巣FCソウルと接触していたが、交渉はまとまらなかった。2009年にFCソウルからセルティックに移籍した際、将来的にKリーグでFCソウル以外のクラブに加入する場合、FCソウルに200万ユーロ(約2億4200万円)の違約金を支払わなければならないという条項を結んでいたことが障壁になったと見られていた。

『スポーツ・ソウル日本語版』によると、キ・ソンヨンがKリーグに復帰するには、「古巣FCソウルに移籍するか、違約金問題を解決してから他クラブに移籍しなければならない」という状況。2月にマジョルカ移籍が決まる前はFCソウル移籍が難しくなり、全北現代への移籍に傾いていた。

 しかし、全北現代は補強を終え、キ・ソンヨンを獲得したかった4か月前とは状況が変わっている。キ・ソンヨン自身はKリーグ復帰を望んでおり、記事では「FCソウルのユニホームを着ることが最も現実的な方法といえる」と指摘。過去の交渉の過程で深まった溝を埋められるかどうかがカギになるようだ。

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