beacon

逆転優勝へ連勝しかないバルセロナ、敵地で苦戦もメッシ→ビダル弾で勝利

このエントリーをはてなブックマークに追加

ゴールを決めたMFアルトゥーロ・ビダル

[7.11 リーガ・エスパニョーラ第36節 バジャドリー0-1バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラは11日、第36節を各地で行い、2位のバルセロナが14位のバジャドリーを1-0で破った。前半15分、FWリオネル・メッシのアシストからMFアルトゥーロ・ビダルが決勝点。追加点を奪えず苦戦する時間帯もあったが、アウェーで無事に勝ち点3を獲得し、13日に今節を控えるR・マドリーにプレッシャーをかけた。

 前節終了時点では首位のR・マドリーを勝ち点4差で追っていたバルセロナ。残り3試合で逆転優勝を果たすためにも負けられない戦いが続いている。バジャドリーとのアウェーゲームではFWルイス・スアレスをベンチに回し、FWアントワーヌ・グリーズマンを先発で起用。トップ下にはカンテラ上がりのMFリキ・プッチを起用した。

 立ち上がりから主導権を握ったバルセロナは前半5分、右サイドを突破したビダルのクロスにリキ・プッチが反応したが、ダイレクトシュートはGKジョルディ・マシップの正面。それでも15分、メッシが敵陣でボールを奪ってDFネウソン・セメドとのパス交換で攻め上がり、スルーパスを送ると、抜け出したビダルがエリア内右の角度のないところから豪快に決めた。

 対するバジャドリーは前半37分、マシップからのロングフィードがDFクレマン・ラングレのクリアミスを誘うと、FWキケ・ペレスがDFジェラール・ピケを振り切って突破。ゴール前まで到達したものの、最後はスライディング気味にシュートを試みたところで軸足が芝生を削り、バランスを崩して強いキックにはならなかった。

 バルセロナはハーフタイム、グリエーズマンに代わってスアレスを投入。バジャドリーもFWエネス・ウナルとMFパブロ・ヘルビアスを起用した。すると15分、バジャドリーはヘルビアスのFKにウナルが反応し、ヘディングでゴールを狙う。ところが頭に当てたボールはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの横っ飛びに阻まれた。

 その後も主導権を握ってバルセロナを攻め立てたバジャドリーだったが、スコアを動かせないままタイムアップ。再開後の成績を6勝3分とし、R・マドリーとの暫定勝ち点差を1とした。R・マドリーは13日の今節でグラナダと対戦。勝利すれば勝ち点差4となり、次節にも優勝が決定する可能性が出てくる。

●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集
●久保建英の試合はDAZNで!!いまなら初月無料!!

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP