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香川所属サラゴサ、終盤の大失速で自動昇格ならず…残り一枠プレーオフへ

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[7.17 スペイン2部第41節 アルバセテ4-1サラゴサ]

 スペインリーグ2部は17日、第41節を各地で行い、MF香川真司所属のサラゴサアルバセテに1-4で敗れた。自動昇格圏の2位で中断期間を迎えたが、再開後は2勝1分7敗の大ブレーキ。最終節を残して自動昇格の可能性が消滅し、プレーオフに回ることが決まった。

 5試合連続でベンチスタートが続いていた香川は負傷の影響もあってか出番なし。FW岡崎慎司が所属するウエスカがこの日、ヌマンシアを3-0で破って2位以内を確定させたため、サラゴサの自動昇格はなくなった。6月28日の第36節ウエスカ戦に敗れて以降は1分5敗。まさかの大失速だった。

 アルバセテは前半13分、MFマイケル・メサがPKをパネンカで決めて先制すると、22分にもセットプレーからミドルシュートのこぼれ球をDFニコラス・ゴロシートが決めて追加点。29分にはサラゴサがFWブルギがPKを決めて1点を返したが、33分にアルバセテがカウンターからFWダニ・オヘダのゴールで再び突き放し、前半を3-1で終えた。

 アルバセテは後半1分にも、D・オヘダが強烈なボレーシュートを突き刺してリードを3点に広げる。サラゴサは25分、PKのチャンスを迎えたが、キッカーのブルギが足を滑らせてキックミス。絶好のチャンスが相手GKに阻まれると、その後も反撃に出ることはできなかった。一方、勝利したアルバセテは18位に浮上し、降格圏から脱出した。

 この敗戦で5位に転落したサラゴサはすでに6位以上を確定させており、昇格プレーオフ進出は決定済み。20日に最終節のポンフェラディーナ戦を戦った後、残り一枠を争うトーナメント戦に挑む。

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