バルセロナの新監督にクラブOBであるパトリック・クライファート氏が就任する可能性があるようだ。スペイン紙『ムンド・デポルティボ』が報じた。

　今年1月、バルセロナはエルネスト・バルベルデ監督を解任し、キケ・セティエン監督を招へい。しかし、FWリオネル・メッシに依存する状態から脱することができていないと批判されるなど、調子の上がらないまま宿敵レアル・マドリーに3シーズンぶりのラ・リーガ制覇を許した。

　セティエン監督が「(8月の)チャンピオンズリーグでも指揮を執っているかはわからない」と認めると、新監督就任の噂が流れ始めている。そんな中で、バルセロナの選手たちはクライファートを後任に指名したいと伝えられている。クライファート氏はバルセロナのレジェンドで、通算256試合で122ゴールを記録。こうした成績がロッカールームの選手たちのリスペクトを集めると考えられているようだ。

　クライファート氏はオランダ語、ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語を操ることができ、トゥウェンテのユースチームやキュラソー島代表の監督なども務めた。早ければ、今週中にも就任する可能性があり、8月のチャンピオンズリーグで指揮を務めることも考えられるようだ。

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