beacon

バイエルン会長が舞台裏明かす…チアゴの今夏退団「受け入れなければ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

リバプール行きが噂されるMFチアゴ・アルカンタラ

 バイエルンのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラがクラブに今夏の退団を希望していると伝えたことについて、カール・ハインツ・ルンメニゲ会長が舞台裏を明かした。英『ミラー』が報じている。

 チアゴは2013年夏から7シーズンに渡ってバイエルンで活躍し、契約期間をあと1年残している。当初は再契約に向かっていたが、チアゴが契約延長を断ったと報じられ、今夏の退団が濃厚と見られてきた。ルンメニゲ会長は、チアゴがハサン・サリハミジッチSDに移籍希望の意志を伝えたことを次のように明かしている。

「事実として、ハサン(サリハミジッチSD)との話し合いはいつだってとても生産的なものだった。実際、ある程度のところまで、(新しい契約は)進んでいるように見える」と、 同会長は『スカイ』ドイツ版に語った。

「だがチアゴはハサンに対して、何か新しいことがしたいと伝えてきた。私たちとしては、それを受け入れなければならない」

 ルンメニゲ会長はクラブとしては彼の退団に応じるということだが、“相応”の移籍金が条件となる。

「私たちは彼との契約を1年残している。もしどこかのクラブと合意をしたのならば、そのクラブは相応の移籍金を支払うべきだ」

「私たちが考えている移籍金を公の場でコメントするつもりはない。すでに申し上げたように、バイエルンが夏に選手を売却するつもりはない。もしするのであれば、一定の金額が必要になるだろう」

「私はまったく怒っていないよ。彼のことは好きだ。すばらしいサッカー選手だと思うし、性格もいい。そして29歳という年齢で、何か新しいことをしたいと思ったなら、今がそのタイミングだということも忘れてはならない」

 移籍先の候補にはリバプールが浮上しており、ユルゲン・クロップ監督はこの夏、チアゴをチームに加えたいと考えているという。リバプールはチアゴに約3000万ポンド(約41億円)のオファーを出す準備ができていると噂されている。

●ブンデスリーガ2019-20特集
●プレミアリーグ2019-20特集
●初月無料!!プレミアリーグはDAZNで独占配信中

TOP