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ウニオン退団望むスボティッチに日本行きの可能性?代理人「新たな文化と触れ合うことに関心」

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ウニオン・ベルリンDFネベン・スボティッチ

 日本代表MF遠藤渓太が加わったウニオン・ベルリンに所属する元セルビア代表DFネベン・スボティッチに日本行きの可能性があったようだ。ドイツ紙『ビルト』が伝えた。

 9年半ドルトムントに在籍し、元ドイツ代表DFマッツ・フンメルスとブンデスリーガ屈指のセンターバックコンビを形成していたスボティッチ。2017年1月にはレンタルでケルンに渡ると、2018年1月から1年半フランスのサンテティエンヌでプレー。昨夏にはブンデスリーガに復帰し、2019-20シーズンはウニオンでプレーしていた。

 そんなスボティッチだが、先月中旬には2021年までの契約を全うせず、ウニオンからの退団の意思を伝えている。クラブもそれを尊重してプレシーズンキャンプの参加を免除した。だが、同選手は8月末まで新天地を見つけておらず、現在は再びウニオンで練習に取り組んでいる。

 そして『ビルト』によると、スボティッチに日本の1クラブが興味を示していた“痕跡”があることが判明。代理人のフリーダー・ガム氏は「話し合いをしている」と具体的には語らないものの、「ネベンは全世界に対してオープンな思考だよ。彼は新たな文化と触れ合うことにも関心を抱いている」と欧州のクラブにこだわらないと話している。「ネベンはこれからもあと3~4年間はプロ選手としてプレーするという明確な目標を持っている」とも語った。

 現在31歳のスボティッチは昨季リーグ戦23試合に出場(1ゴール)。年齢に伴いスピード面での衰えが課題に挙げられ、終盤にはレギュラーの座を失っていた一方、『ビルト』曰く空中戦は77%とリーグ1位の勝率を叩き出している。気迫のこもったプレーからも未だにドルトムントサポーターに愛されるセンターバックはこの先、Jリーグに参戦する可能性があるのだろうか。

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