ウォルバーハンプトンは、クラブ史上最高額でポルトの18歳ファビオ・シウバを獲得した。

　昨夏にポルトガルの名門ポルトで17歳と22日でファーストチームデビューを飾ったシウバ。プリメイラ・リーガを制したチームの中で公式戦21試合で3ゴール2アシストを記録してデビューシーズンを終えるなど若くして高評価を得る同選手だが、新シーズンからはプレミアリーグに活躍の場を移すことが決まった。

　昨シーズンを7位で終え、ヨーロッパカップ戦の出場機会を逃したウルブスは5日、5年契約でシウバの獲得を発表。なお、ポルトに支払われる移籍金は3500万ポンド(約49億円)とされており、2019年にラウル・ヒメネス獲得時に支払った3000万ポンド(約42億円)を上回り、クラブ史上最高額を更新した。

　18歳FW獲得のために高額な移籍金を支払ったウルブスのジェフ・シー会長は「長い間、ファビオの成長を追ってきた。数分見ればフットボールの才能があることがわかる選手だ。近年、彼は驚くべきスピードで成長し、ポルトのファーストチームでそれを証明してきた」と話し、期待を口にした。

「コーチはとても高いクオリティを求めていたが、彼はファビオが重要な契約になると考えている。U-16時代から彼を追いかけてきたスカウトチームは、ヨーロッパの彼の年代で彼が最高のナンバー9だと感じていた。彼はテクニックだけではなく、試合でのトップクラスのインテリジェンスが備わっている」

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