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一児の父フォーデンが女性連れ込み代表追放で謝罪。クラブは「シティ選手、代表として水準以下」と厳しい声明

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イングランド代表MFフィル・フォーデン

 マンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFフィル・フォーデンが、代表から追放されることになった問題について謝罪した。

 9月の代表ウィーク中にUEFAネーションズリーグに参加しているイングランド代表に初招集されたフォーデンと、マンチェスター・ユナイテッドのFWメイソン・グリーンウッドだが、7日に問題が発覚。アイスランドのメディア『DV』によると、二人は6日の夜に滞在先ホテルにおいて、無断で女性たちを招き入れていたとのことだ。

 女性たちは『Snapchat』を通じてフォーデンとグリーンウッドが映った動画を公開。新型コロナウイルスの対策として厳戒態勢が敷かれる中、規則違反を犯した二人に関し、イングランド代表のギャレス・サウスゲート監督は、「今朝、残念なことに、2人の青年がコロナウイルスのガイドラインに違反したことがわかった。そのため、我々は彼らがチームのいかなる活動にも参加できないように早急に決断しなければいけなかった。彼らの年齢を理解しているが、今、全世界がパンデミックに対して取り組んでいる最中だ」とコメント。2選手が次戦のデンマーク代表戦に臨むチームからはずれて帰国することを明かしていた。

 有望な二人を所有するマンチェスターの両クラブもこの件に関して声明。ユナイテッドが「この状況におけるメイソン・グリーンウッドの行動に失望している」とすると、シティも「フィルの行動は明らかに不適切。規則違反だけでなく、マンチェスター・シティ、そしてイングランド代表の選手として期待される水準をはるかに下回っている」と失望感を露わにしていた。

 これを受け、1歳の息子の父親でもあるフォーデンは自身のSNSで今回の件を謝罪。以下のように綴った。

「アイスランドでの件に関し、僕の行動について謝罪したい。サウスゲート監督、イングランドのチームメート、スタッフ、サポーター、クラブと家族に謝罪したい。イングランド代表に初めて招集されて、本当に誇らしく思っていた時だったのにも関わらずだ」

「イングランドのフル代表としてプレーすることは本当に名誉なことだった。僕は多くのことを学ばなければならない若い選手だが、マンチェスター・シティとイングランド代表として大きな責任があることも理解している」

「今回、僕は間違った行動をしてしまった。僕の行動は期待される水準を下回った。自分自身やチームメートを守るための新型コロナウイルス対策の規則を破ってしまった」

「結果として僕はデンマークに向かう機会を逃すことになり、心を痛めることになった。僕はこの過ちから多くを学ぶ。試合に臨むイングランド代表チームの幸運を祈りたい」

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