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「すぐ外に出ようと思った」レアルDFバランがCLシティ戦の痛恨ミスを振り返る

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シティ戦のミスを振り返ったDFラファエル・バラン

 レアル・マドリーのDFラファエル・バランがUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)敗退を招いた自身のミスについて語った。カタール『ビーイン・スポーツ』のインタビュー内容をスペイン『アス』が伝えている。

 バランが振り返ったは、8月7日に開催された欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦のマンチェスター・シティ戦だ。同試合の前半9分、バランは自陣PA内でFWガブリエル・ジェズスのプレッシャーを受けてボールを失うと、その流れからFWラヒーム・スターリングに先制点を献上。同28分にFWカリム・ベンゼマが決めて1-1としたが、後半23分にもバランがヘディングのバックパスをジェズスに奪われ、勝ち越しゴールを許した。試合はそのまま1-2で終了し、2戦合計スコアは2-4。2シーズンぶりの王座奪還を目指したレアルは2年連続ベスト16敗退という憂き目に遭った。

 試合直後のミックスゾーンで「この敗北の責任は僕にある。だから自分の顔を出したい。今日は失敗した。それを直視しなければならない」と話していたバラン。それから38日後のインタビューで当時を回想している。

「試合後すぐに、自分が犯したミスを受け止めて外に出ようと思った。その後の数日間は、大きな代償を払ったことを消化しなければならずに大変だったが、乗り越えて前を向く必要があった。エリートのフットボールとはそういうものだ」

 この試合では、第1戦で退場したDFセルヒオ・ラモスが出場停止だった影響も大きかった。バランはレアル主将に関して「僕たちはプレーにおいて補完し合っていて、お互いにうまくフィットする資質を持っている。何年も一緒にプレーしているし、すでに自分たちのことをよく知っているんだ」と言及。一方で「彼はキャプテンだけど、僕もそれなりにリーダーとしての役割を果たしている。チームメイトと戦術やピッチ上でのポジションについて話しているよ」と中心選手としての自覚も口にした。

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