beacon

マルセイユの両翼で日本人コンビ初共演も…DF長友が失点に絡んで途中交代、終盤同点弾で辛くもドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

同点弾を喜ぶDF酒井宏樹(写真左手前)ら

[9.20 リーグ・アン第4節 マルセイユ1-1リール]

 リーグ・アンは20日、第4節を各地で行い、DF酒井宏樹とDF長友佑都所属のマルセイユリールと対戦した。新加入の長友が初先発を果たしたため、名門の両サイドバックを日本人コンビが組むという快挙が実現。それでも失点に絡んだ長友は途中交代となり、チームは1-1で引き分けた。

 試合は後半立ち上がりから動いた。一気に攻め込んだリールは1分、MFジョナタン・バンバのカットインシュートは酒井の股を抜くも枠を外れたが、直後にもバンバがドリブルで切り裂いてスルーパスを供給。これに抜け出したMFルイス・アラウーホが長友を振り切って中に持ち出すと、左足でファーポスト脇に突き刺した。

 リスタート直後の3分にも長友がビルドアップ時にボールを奪われてあわや失点のピンチ。FWブラク・ユルマズのシュートが左ポストに弾かれて追加点は奪われなかったが、チームメートから叱咤の声が飛んだ。アンドレ・ビラス・ボアス監督は15分、最初の交代カードでDFブナ・サールを入れて長友をベンチに下げた。

 サールは右サイドバックに入り、そこからは酒井が左サイドバックへ。その後はマルセイユもも良い形をつくり、25分にはMFバランタン・ロニエのミドルシュートがクロスバーに当たる。そして40分、MFモルガン・サンソンの右コーナーキックからFWバレール・ジェルマンのヘッドが決まって同点に追いつき、なんとか勝ち点1をもぎ取った。

 開幕2節で連勝し、絶対的王者のパリSGも倒したマルセイユだったが、前節のサンテティエンヌ戦(●0-2)に続いて勝ち点3を獲得することはできず。26日に行われる次節ではメスと対戦する。

●海外組ガイド
●フランス・リーグアン2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP