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遠藤渓太の新環境への順応は順調…ウニオン主将が明かす意外な“サポート役”の存在

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チームの主将は遠藤渓太の姿勢に感心

 ウニオン・ベルリンの主将を務めるDFクリストファー・トリンメルは、新加入MFの遠藤渓太の姿勢に感心しているようだ。地元紙『ターゲスシュピーゲル』のインタビューで明かしている。

 2014年にオーストリアのラピッド・ウィーンから、当時2部のウニオンに加わった現在33歳のトリンメル。インタビューでは「ウニオンはよくレンタルの選手を迎えるため、ほぼすべてのシーズンにおいてチームを再建しなければならない」と語り、新加入選手を「みんなできるだけ早く馴染むように試みるが、プレシーズンのみでは十分じゃないケースが多い。ドレッシングルームでは早く溶け込めても、プレースタイルを理解するまでには時間が必要だからね」と指摘した。

 一方、今夏に横浜F・マリノスから買い取りオプション付きのレンタルで加わった遠藤について問われると、トリンメルは「彼に関しては実際に溶け込むにあたってもっと苦労すると思っていた」と前置きしつつ「だが、彼は本当にものすごく努力していて、(順応が)とても早く進んでいる」とコメント。その要因の一つとしてピッチ外の“サポート役”の存在を明かした。

「例えば、彼は最初から僕たちと同じ食事をとりたいと言っていた。それに僕にはたくさんの日本人の友達がいて、彼らは街に馴染むように助けてくれている。まあ、いずれにしてもベルリンだと何でも手に入るし、母国と同じような食生活を送ることができるからね」

 なお、プレシーズン中に負傷したため出遅れた遠藤は22日に全体練習を再開。26日に行われたブンデスリーガ第2節でのボルシアMG戦に向けた遠征メンバーにはまだ含まれなかった。

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