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久保建英を使わないビジャレアルに「レアルは怒り」

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ビジャレアルMF久保建英の起用法に批判が高まる

 今夏、レアル・マドリーからビジャレアルに加入した日本代表MF久保建英は第5節を終了したラ・リーガでベンチスタートが続いており、ここまで約54分しかプレーしていない。

 久保は3日のラ・リーガ第5節アトレティコ・マドリー戦も先発起用されず、後半40分にようやく途中出場した。コンスタントな出場機会を得るためのレンタル移籍先として、数多くのオファーの中から選ばれた新天地だっただけに、ウナイ・エメリ監督への批判も高まっている。

 スペイン『カデーナ・セール』は「レアルはクボのローン移籍に怒り」と見出しを打ち、レアルが久保の起用法に不満を抱いていると報じた。エメリ監督のプランにほとんど久保がいない現状にレアル側は驚き、失望しているという。

 久保は今夏、レアルの選手の中で最も多くのオファーを受け取った。計25以上のチームの中からビジャレアルを選択。レアルはマジョルカの次のローン先として、久保の成長を促す最良のステップだと考えていた。記事では「ビジャレアルが久保にとって理想的な場所だと見られたが、今のところレアルの計画は期待通りに進んでいない」と指摘している。

 ただし、ビジャレアルは今季UEFAヨーロッパリーグを戦うため、久保の出場機会は増えていくとみられる。現状ではレアルがビジャレアルに説明を求めたり、他のチームにローン移籍させたりするような抜本的な対策は検討していないという。

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