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1G1Aでダービー戦勝利に導いた原口元気がMVPに!独誌「突出したパフォーマンスだった」

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ハノーファーMF原口元気

 ハノーファーは3日に行われたブンデスリーガ2部第3節でブラウンシュヴァイクに4-1で快勝。1ゴール1アシストを記録し、勝利に大きく貢献した日本代表MF原口元気がドイツ誌『キッカー』で第3節のMVPに輝いた。

 これまでケナン・コジャク監督の下では主にトップ下で起用されてきた原口は、このダービーマッチでは久々に左サイドでスタート。前半をスコアレスで折り返して迎えた51分にはアウェーのブラウンシュバイクに先制点を奪われるも、その3分後に原口が4人抜きのドリブルで相手ペナリティーエリアに侵入してリントン・マイナのゴールをお膳立て。71分に逆転弾を挙げたハノーファーは74分にも追加点を記録すると、86分には原口がペナルティーアークから右足を振り抜きダメ押し弾のチーム4点目を決めた。

『キッカー』はそのパフォーマンスを単独最高の「1.5」と評価し、マン・オブ・ザ・マッチや第3節ベスト・イレブンにも選出。さらに同節のMVPにも選び、次のように寸評した。

「先週のオスナブリュックとのより小規模のダービー戦では、より中央の位置でプレーしたゲンキ・ハラグチもチームと同じく期待に応えられず。だが、29歳の日本人はブラウンシュヴァイクとのビッグダービーでは左サイドに置かれたことで主役となった。リードを奪われたショッキングな瞬間の後、気持ちを込めて中央に切り込んで同点ゴールをアシストし、最後は自ら4-1でピリオドを打っている。突出したパフォーマンスだった」

 DF室屋成には結局出番が回ってこなかったハノーファーだが、この勝利により2位に浮上。代表ウィーク明けの次節はアウェーで降格組のパダーボルンと対戦する。

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