レアルに続きバルセロナも敗れる波乱…クラブ名“電撃変更”ヘタフェのPK弾に沈む
[10.17 ラ・リーガ第6節 ヘタフェ1-0バルセロナ]
バルセロナは17日、ラ・リーガ第6節でヘタフェのホームに乗り込み、0-1で今季初黒星を喫した。先に行われた試合ではレアル・マドリーも昇格組カディスに0-1で敗戦。同日にスペイン2強が敗れる波乱となった。
インターナショナルブレイク明けとなった一戦。バルセロナは前節セビージャ戦(△1-1)から先発メンバーを4人変更した。負傷したDFジョルディ・アルバに代わって新戦力となる19歳のアメリカ代表DFセルジーニョ・デスト、出場停止明けのDFクレマン・ラングレ、今季ラス・パルマスから移籍した17歳MFペドリ、FWウスマン・デンベレを先発起用。フォーメーションは4-2-3-1を継続し、前線は右サイドハーフにFWリオネル・メッシ、トップ下にペドリ、左サイドハーフにデンベレ、1トップにFWアントワーヌ・グリーズマンという並びでスタートした。
対戦相手のヘタフェは4-4-2の布陣。14日に今節の1試合限定でクラブ名を「ヘタフェ」から「フェ」に変更することを発表し、大きな話題を呼んだ。「フェ」はスペイン語で「信仰」を意味し、コロナ禍の世界において信仰心を失ってほしくないとのメッセージが込められている。
バルセロナはコンパクトな陣形を敷くヘタフェに対し、ボールを握ってチャンスをうかがうと、前半20分に決定機を創出。ペドリが中央で複数の相手を引きつけ、PA内左でフリーのデストにつなぐ。デストの落としからメッシが左足を振り抜くが、強烈なシュートは左ポストに当たった。
前半30分にはカウンターから左サイドのデンベレがドリブルで持ち上がり、敵陣中央のペドリに預ける。ペドリがスルーパスを送り、PA内右にグリエーズマンが抜け出すも、右足のシュートはクロスバーを越えた。
そのまま前半は0-0で終了。後半も攻勢をかけるバルセロナがゴールを奪えずにいると、先にスコアを動かしたのはヘタフェだった。後半10分、右CKの流れからPA内左のDFジェネがMFフレンキー・デ・ヨングのファウルを受け、PKを獲得。同11分、キッカーを務めたFWハイメ・マタがGKネトの逆を突いて右足でゴール左下に沈め、今季2得点目を挙げた。
ビハインドを負ったバルセロナは後半17分にデンベレとFWアンス・ファティ、ペドリとMFコウチーニョを交代。同35分にはデ・ヨングに代えてFWマーティン・ブレイスウェイト、グリエーズマンに代えてFWフランシスコ・トリンコンを投入する。さらに同42分、DFセルジ・ロベルトとの交代でMFリカルド・プーチを送り出し、前に人数をかけて反撃を図ったが、0-1でタイムアップ。ロナルド・クーマン監督体制の初黒星を喫した。
一方のヘタフェは2試合ぶりの白星。バルセロナ戦勝利は2011年11月以来、16試合ぶりとなった。
●ラ・リーガ2020-21特集
バルセロナは17日、ラ・リーガ第6節でヘタフェのホームに乗り込み、0-1で今季初黒星を喫した。先に行われた試合ではレアル・マドリーも昇格組カディスに0-1で敗戦。同日にスペイン2強が敗れる波乱となった。
インターナショナルブレイク明けとなった一戦。バルセロナは前節セビージャ戦(△1-1)から先発メンバーを4人変更した。負傷したDFジョルディ・アルバに代わって新戦力となる19歳のアメリカ代表DFセルジーニョ・デスト、出場停止明けのDFクレマン・ラングレ、今季ラス・パルマスから移籍した17歳MFペドリ、FWウスマン・デンベレを先発起用。フォーメーションは4-2-3-1を継続し、前線は右サイドハーフにFWリオネル・メッシ、トップ下にペドリ、左サイドハーフにデンベレ、1トップにFWアントワーヌ・グリーズマンという並びでスタートした。
対戦相手のヘタフェは4-4-2の布陣。14日に今節の1試合限定でクラブ名を「ヘタフェ」から「フェ」に変更することを発表し、大きな話題を呼んだ。「フェ」はスペイン語で「信仰」を意味し、コロナ禍の世界において信仰心を失ってほしくないとのメッセージが込められている。
バルセロナはコンパクトな陣形を敷くヘタフェに対し、ボールを握ってチャンスをうかがうと、前半20分に決定機を創出。ペドリが中央で複数の相手を引きつけ、PA内左でフリーのデストにつなぐ。デストの落としからメッシが左足を振り抜くが、強烈なシュートは左ポストに当たった。
前半30分にはカウンターから左サイドのデンベレがドリブルで持ち上がり、敵陣中央のペドリに預ける。ペドリがスルーパスを送り、PA内右にグリエーズマンが抜け出すも、右足のシュートはクロスバーを越えた。
そのまま前半は0-0で終了。後半も攻勢をかけるバルセロナがゴールを奪えずにいると、先にスコアを動かしたのはヘタフェだった。後半10分、右CKの流れからPA内左のDFジェネがMFフレンキー・デ・ヨングのファウルを受け、PKを獲得。同11分、キッカーを務めたFWハイメ・マタがGKネトの逆を突いて右足でゴール左下に沈め、今季2得点目を挙げた。
ビハインドを負ったバルセロナは後半17分にデンベレとFWアンス・ファティ、ペドリとMFコウチーニョを交代。同35分にはデ・ヨングに代えてFWマーティン・ブレイスウェイト、グリエーズマンに代えてFWフランシスコ・トリンコンを投入する。さらに同42分、DFセルジ・ロベルトとの交代でMFリカルド・プーチを送り出し、前に人数をかけて反撃を図ったが、0-1でタイムアップ。ロナルド・クーマン監督体制の初黒星を喫した。
一方のヘタフェは2試合ぶりの白星。バルセロナ戦勝利は2011年11月以来、16試合ぶりとなった。
●ラ・リーガ2020-21特集
データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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