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セクハラ疑惑のビジャ氏、元所属クラブが調査結果を報告「不適切で容認できない」

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昨季に神戸で現役を引退したダビド・ビジャ

 アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティが、元所属選手のダビド・ビジャ氏や他の数名に対して行ったセクハラ疑惑の調査を終え、「不適切で容認できない」行為が確認されたと報告した。アメリカ『ESPN』が報じている。

 昨季に神戸で現役を引退した元スペイン代表FWのビジャ氏は、2018年までニューヨーク・シティでプレー。セクハラ疑惑が最初に明るみに出たのは今年7月だった。当時インターンでニューヨーク・シティに在籍していた女性スタッフが、ビジャ氏から日常的にセクハラ被害を受けていたとツイッターで告発。ビジャ氏は代理人を通じて女性の主張を否定するとともに、調査に全面的に協力する意向を示していた。

 同メディアに寄せられた声明の中でクラブは「調査の過程で明らかになったのは、少数の選手やスタッフがインターンや他のクラブスタッフとのやり取りにおいて、クラブの基準に沿った行動をしていなかったというものだった」と説明。続けて「この行動には不必要な身体的接触、からかい、服装や外見に関するコメントなどが含まれていた。クラブはこの行動が不適切であり、容認できないと判断した」としている。

 クラブは告発した女性の主張をおおむね認める形となったが、ビジャ氏については直接言及していない。ただ、同メディアは情報筋からの話として、ビジャ氏が不適切な方法でスタッフに触れ、不快感を与えていることが確認されたと伝えている。

 なお、セクハラ行為を行ったことが判明した個人のうち、1名のみがクラブに在籍しており、その1名は懲戒処分を受けたとのことだ。

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