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ペップ「彼を連れてこい! 私が世界一の選手にする」バイエルン時代に獲得を熱望した現在21歳の天才MF

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エーデゴーア獲得を熱望していたジョゼップ・グアルディオラ監督

 マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がバイエルン時代、現レアル・マドリーのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアの獲得を熱望していたようだ。スペイン『アス』が元ノルウェー代表ヤン・オーゲ・フィヨルトフト氏のポッドキャストでのコメントを基に伝えている。

 同紙によると、グアルディオラ監督はバイエルン時代に当時15歳だったエーデゴーアをカタールのミニ大会で目撃。ノルウェーサッカー協会(NFF)の技術スタッフを務めていたフィヨルトフト氏に向かってこう叫んだという。

「あの子をミュンヘンに連れてくるんだ! ミュンヘンに連れてくるんだ! 私が彼を世界一の選手にしてあげよう」

 当時ストレームスゴトセトに所属していた“ノルウェーの神童”に対し、バイエルンの他にもリバプール、アーセナル、そしてレアルが獲得を狙っていた。フィヨルトフト氏は同選手が最終的にレアルを選んだ理由について「私の考えとしては、非常にシンプルなものだったと思う。レアル・マドリーにはセカンドチームがあり、他の3クラブにはなかったんだ」と説明している。

 フィヨルトフト氏によれば、グアルディオラ監督はエーデゴーアとの契約を実現できなかったことを非常に残念に思っていたようだ。レアル行きを決めた後に同指揮官に会った際、「彼は『セカンドチームが重要になることを知っていたら、そのためにセカンドチームを作っていただろう』と話してくれたよ」とエピソードを明かした。

 2015年に16歳でレアルのカスティージャ(Bチーム)に加入したエーデゴーアは、トップチームでも経験を積んだ後、オランダのヘーレンフェーンとフィテッセに期限付き移籍。昨季はレンタル先のソシエダで中心選手として活躍し、シーズン終了後にレアル復帰を果たした。21歳で迎えた今季は、ここまでラ・リーガ4試合に出場している。

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