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神童ムココ、怪物ホーランドとは「練習でも冗談を言い合う仲」参考にしている点は?

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最年少デビューが期待されるFWユスファ・ムココ(左から2番目)

 史上最年少でのブンデスリーガデビューが期待されるドルトムントのU-20ドイツ代表FWユスファ・ムココが、同僚のノルウェー代表FWアーリング・ハーランドとの関係性について語った。

 ドルトムントのU-17とU-19チームでの88試合で141ゴールを記録するなど、プロデビュー前から注目を集めてきた“神童”ムココ。ドイツサッカーリーグ(DFL)は今春、2020-21シーズンより16歳からブンデスリーガ出場を認める規定を導入した。そのため、今月20日に16歳の誕生日を迎えたムココはデビュー可能な年齢となっている。

 ドルトムントは21日に行われるブンデスリーガ第8節でヘルタ・ベルリンと対戦するが、現地メディアによればムココはこの試合に向けた遠征メンバーに名を連ねており、リーグ最年少デビューが現実味を帯びている。

 注目されるムココは、『DAZN』のドキュメンタリーの中で、自身のデビュー戦について、「急ぐ必要はないよ。僕はとても幸せなんだ。第8節のヘルタ戦でデビューするかもと言われているね。もしそうなれば、僕にとっては変わりなくとても幸せだ」とコメント。地に足をつけた様子を示し、ユース時代の2016年にザンクト・パウリからドルトムントに移ったことについては、「たくさんのクラブから話をもらったけど、ドルトムントは僕に計画を示してくれたんだ。ここまでその通りにうまくいっているね。多くの若手を起用するということもあって決めた」とその理由を話した。

 さらに、昨冬のドルトムント加入後、公式戦29試合で27ゴールを挙げている20歳の同僚、ホーランドについては「彼は非常に面白い人だよ。僕らは練習でも冗談を言い合っている。よく話すし、彼から多くを学んでいる。特に彼の爆発的なゴール前への進入の仕方などは参考になっているんだ」と良好な関係を築いていることを強調した。

 アーリング・ハーランドやジェイドン・サンチョ、ジョバンニ・レイナなど多くの若手選手が主力としてプレーするドルトムント。若いチームの中でムココはどのような存在感を示していくことになるのか。まずはヘルタ・ベルリン戦で最年少デビューとなるか注目だ。

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