チェルシーのフランク・ランパード監督が、レンヌ戦勝利に貢献したFWオリビエ・ジルーを称えた。

　チェルシーは24日、チャンピオンズリーグ・グループステージ第4節でレンヌと対戦。試合はチェルシーが先制するも、85分に同点に追いつかれる。それでもアディショナルタイム、途中出場のジルがヘディングでネットを揺らし、2-1と勝利した。

　34歳のジルーは今シーズン、先発は1試合、プレミアリーグでは36分間の出場にとどまり、不満を募らせている。そんな中で見せたベテランの活躍に指揮官はプロ意識の高さを評価した。

「彼のプロ意識の高さを、チームメイトや私自身がどれだけ高く評価しているかは外から見たときに感じられる。彼がゴールを決めたことで、チームメイトの反応を見ただろう。彼は練習や自分へのケアがとてもプロフェッショナルなので、年齢は関係ない。多くのことを提供してくれるし、何度も言っているが、タイトなスケジュールだし、選手には頼ることになる。ありがたいことに、彼はレギュラーではなくとも、常に正しい姿勢を保ってくれる選手だし、彼を呼んだときには、今日のように出てきれくれることを知っている」

　ジルは1月の退団を希望しているとも伝えられるが、指揮官は「12月は3日ごとに試合がある。全員を満足させるのは不可能だが、彼が満足していることを願っている」とし、残留を求めた。

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