[12.6 プレミアリーグ第11節 リバプール 4-0 ウォルバーハンプトン]

　プレミアリーグは6日に第11節を行った。FW南野拓実が所属するリバプールはウォルバーハンプトンと対戦し、4-0で勝利。ベンチスタートの南野の出場はなかった。

　首位トッテナムを同勝ち点で追うリバプールは、FWロベルト・フィルミーノが先発復帰を果たし、GKにはカオイムヒン・ケレハーを起用。一部地域での観客動員が再開したため、リバプールの本拠地アンフィールドにも3月以来にサポーターが席を並べた。

　序盤は押し込まれたリバプールだったが、前半24分に一瞬の隙を突いて先制。MFジョーダン・ヘンダーソンの縦へのロングパスにFWモハメド・サラーが反応する。ボールを収め損ねた相手守備陣の裏に抜け、そのまま左足シュートを放ち、ゴールネットを揺らした。

　前半はウルブスも反撃を狙うが、ケレハーの好セーブもあり、リバプールは1-0で後半に折り返す。

　リバプールは後半13分に追加点。ヘンダーソンが前線にパスを送り、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが収めると、そのままドリブルでボールを運ぶ。FWサディオ・マネが相手守備陣を引きつけたことで、ワイナルドゥムに余裕が生まれ、そのまま右足シュート。豪快な弾道がゴールに突き刺さった。

　勢いに乗ったリバプールは後半23分、ヘンダーソンのショートコーナーから、右サイドのサラーがインスイングのクロス。DFジョエル・マティプが頭で合わせ、3-0と点差を広げる。

　リバプールは後半23分にDFネコ・ウィリアムズに代えて負傷から復帰したDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが登場。すると同33分、アレクサンダー・アーノルドは右サイドからグラウンダーのアーリークロスを走らせると、マネが最前線で合わせる。相手選手に当たりながら入ったため、オウンゴールでのダメ押しの4点目となった。

　そのまま試合を終え、リバプールが4-0で快勝。ひさびさに対面したサポーターたちの前で、2試合ぶりの白星を手にした。

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