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クロップがチェルシーをPL本命に推すも…ランパードの見解は「リバプールとシティ」

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フランク・ランパード監督

 フランク・ランパード監督は、チェルシーが今シーズンのプレミアリーグタイトルを争う本命ではないと強調した。

 今夏にティモ・ベルナーやカイ・ハフェルツ、ハキム・ツィエク、チアゴ・シウバといった実力者を獲得するなどの超大型補強に動いたチェルシー。その甲斐もあって、リーグ戦11試合を終えて首位トッテナムに勝ち点2差の3位に位置するなどの好調を続ける。

 ランパード体制2シーズン目ということもあり、戦術面も浸透し、完成度を高めることを受け、先日にリバプールのユルゲン・クロップ監督は今シーズンの優勝争いについて「チェルシーが本命のように映る」と称賛した。しかし、ランパード監督は敵将からの賛辞に同意できないようだ。

同指揮官は8日のチャンピオンズリーグクラスノダール戦を前に「リバプールとマンチェスター・シティが大本命であるように見えるし、彼らのここ数年間の状態や彼らのスカッドの成熟度合を見れば間違いない」と話し、リーグ優勝への挑戦が簡単ではないことを強調した。

「負傷者がいてさえしても、昨夜のリヴァプールのスカッドを見ればわかるだろうが、とても良いチームだ。トッテナムとマンチェスター・ユナイテッドもこの中に含まれている。あれは彼(クロップ監督)の意見であり、彼にはそのように言う権利があるが、我々の現在地は明らかだと思う。確かに調子は良いが、このリーグに来たばかりの選手や若手選手を多く擁している」

「リバブールやシティのようなチームは、何年間にもわたって高水準のパフォーマンスを続けているプレミアリーグにとても精通した選手たちとともに成功を手にしてきた。我々はあのレベルに行くために取り組んでいるし、何カ月にもわたって一貫性を継続しなくてはならない」

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