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豹変したメッシの態度に戸惑い…カディス10番MFが告白

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第12節でFWリオネル・メッシと対戦したMFアルベルト・ペレア

 カディスのMFアルベルト・ペレアバルセロナ戦でFWリオネル・メッシが果たさなかった約束を明かした。スペインの放送局『カナル・スール』でのコメントを同国『マルカ』が伝えている。

 カディスは5日、ラ・リーガ第12節でバルセロナとホームで対戦。ボール支配率18%ながら、第6節でレアル・マドリーを1-0で破った堅守速攻を武器に2-1で勝利を収めた。10番を背負うA・ペレアは右サイドハーフで先発出場し、レアル戦に続くジャイアントキリングに貢献。プロ生活の中で最高のゲームの1つとなったが、心残りなことがあったようだ。

 A・ペレアは試合前、メッシにユニフォームの交換を頼んでいたという。「彼は私に約束してくれた」と本人の了承を得ていたが、ゲームを終えた後にメッシのもとへ行くと「もう(ユニフォームは)手放したと、その時に彼から言われたんだ」と告白。約束を反故にされたカディスMFは「そんなことはなかったと思う。なぜなら彼は怒っていたし、私とほとんど目を合わせなかったからだ」と振り返っている。

 結局メッシのユニフォームは諦め、他の選手と交換することになったA・ペレア。「最終的に(セルヒオ・)ブスケツのところに行った。彼はユニフォームをくれたよ。すでに知り合いだったんだ。彼のシャツは、私のコレクションの中でとても素晴らしいものになっている」と満足感を表した。

 昇格組カディスはバルセロナ戦の大金星により、暫定でUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の5位に浮上。A・ペレアは「このようなチームに勝った時、まず思い出すのはファンのことだ。彼らがいれば壮観だっただろう。それから、私がどん底にいた時に一緒にいてくれた恋人や両親のように、自分を支えてくれた人たちのことを思い出すんだ」と周囲への感謝を口にした。

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