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プロ初ゴールの日独ハーフMFアペルカンプ、デュッセルドルフ監督が語るその特徴や強み

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 ブンデスリーガ2部・デュッセルドルフ率いるウーヴェ・レースラー監督がMFアペルカンプ真大の特徴を語った。

 デュッセルドルフは現地時間16日、ブンデスリーガ2部第12節でオスナブリュックと対戦。この試合では右サイドハーフでスタートしたアペルカンプが11分に先制弾を奪い、プロキャリア初ゴールを記録。終盤の2ゴールで3-0での勝利を収めたデュッセルドルフだが、日本生まれの日独ハーフが貴重な1点目でチームの今季初の3連勝に貢献した。

 そして、試合後の会見では地元メディアの記者がレースラー監督にアペルカンプについて質問。今シーズンにトップチームでデビュー出場を果たしたばかりの同選手は「短期間で驚くほどの成長ぶりを見せているが、彼についてどう思うか。どうやって彼を育てていきたいのか」と問われた指揮官だが、「これまで12試合が行われ、私はシンタ・アペルカンプについてたくさん話してきた」と気が進まない様子を示していた。

 同監督は続けて、「今日はこの場を借りて、例えばアンドレ・ホフマンのように辛い時間を過ごした選手たちを誉めたい」とコメント。「彼はケヴィン・ダンソとともにとても良い試合をしてくれた。ルカ・クラインチの後半のボックス内での守備は素晴らしかった」とDFのパフォーマンスを称賛すると、やはりアペルカンプについても語っている。

「シンタは確かにゴールを決めた。シンタはものすごく賢いプレーヤーで、彼が一番向いているポジションではないのは明らかだが、それでも我々を助けてくれている。彼は(相手にとって)掴み難く、ライン間や狭いスペースでの動きがとても優れており、(チームメイトを)見る目や広い視野も持ち合わせている」

 レースラー監督はその後「だが、今日はほかのメンバーたちに注目してもらいたい」と強調し、アペルカンプについてはそれ以上は語らず。若い選手が過度に持ち上げられることを好まないかもしれない。

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