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プレミアリーグの5人交代制はまたも否決…ベンチ入りメンバーは7人→9人

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 プレミアリーグに所属するクラブはまもなくベンチに9人の交代枠を置けるようになるが、5人交代制はまたしても見送られた。今シーズンの多忙な試合スケジュールを受けて1試合あたり何人の交代枠を認めるべきか、議論が巻き起こっている。英『ミラー』が報じた。

 ヨーロッパのトップリーグの大半は5回の交代を認めているが、今季は主要リーグの中で唯一、プレミアリーグだけが従来の3人交代制に戻る。リバプールのユルゲン・クロップ監督やマンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督はケガの多発を防ぐため、変更を嘆願している。

 17日、プレミアリーグのシェアホルダーズミーティングが行われたが、5人交代制を認めるほうに10票、認めないほうに10票という膠着状態になり、再びルール変更に必要な14票を下回る結果となった。

 一方で、ベンチ入りできる人数を7人から9人に増やすという別の案については認められた。

 この決定を、クロップ監督やグアルディオラ監督は歓迎していない。

「すべてのチームが、いかにこの変更が役立つかを理解しなければならない。アドバンテージがあるかどうかじゃない。100%必要なことなんだ」と話したのはクロップ監督。

「他の国ではそうやっている。ここでは3人の交代枠しか認められておらず、そうすることでリーグを少しおかしくしている。本当に信じられないこと。もう一度話し合わなければならない」

 グアルディオラ監督は「世界中で5人の交代枠が認められている。だがここでプレーする私たちは、どうやらもっと特別な人間のようだ」とコメントした。

「これじゃあ選手を守れない。だからこそ壊滅的なんだ。このカレンダーだと特にね。もし許してくれるなら、私は選手を守りたい。だからこそ5人の交代枠に戻さなければならない。もし許してくれないのなら、選手層を維持していくのは難しい」

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