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エイバル武藤を巡る“疑惑の判定”にレアルDFが物申す

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PKが認められなかったFW武藤嘉紀

 レアル・マドリーのDFダニエル・カルバハルエイバルのFW武藤嘉紀を巡る疑惑の判定について語った。スペイン『アス』が伝えている。

 武藤は20日、ホームに昨季王者レアルを迎えたラ・リーガ第14節(●1-3)でMF乾貴士とともにスタメン出場。1-2の後半36分に左サイドからのクロスをヘディングで折り返すと、ボールがDFセルヒオ・ラモスの右腕を直撃し、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるチェックが行われたが、主審はPKを取らなかった。

 右サイドバックで先発フル出場したカルバハルは、この場面について聞かれると「見ていなかったが、僕らは正直なところ、それについてはっきりしていない。笛が吹かれるプレーとそうでないプレーがあるんだ。何を基準にしているのか、はっきりとは分からない」と言及。「賛成も反対も明確にするすべきだと思う。僕ら選手が不信感を抱いているのだから」と問題提起を行った。

 また、試合中にPKをアピールしていたエイバルのホセ・ルイス・メンディリバル監督も境界線が曖昧となっているジャッジに不満を訴えている。「ラモス本人がハンドだとコメントしていたが、いつ笛が吹かれるのか分からない。審判も分からないのではないかと思う。われわれはシーズンを通して同じ悩みを抱えている。その問題は引き続き存在するため、VARがあるかどうかは関係ない」と主張した。

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