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レアルがエイバルMFに熱視線か「ラ・リーガのセンセーションだ」

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レアル・マドリーがMFブライアン・ヒル(右)に強い関心

 エイバルに所属するMFブライアン・ヒルに対し、レアル・マドリーが強い興味を持っているようだ。レアルの専門メディア『デフェンサ・セントラル』が伝えている。

 現在19歳のヒルは、セビージャの下部組織から2019年1月にトップチームデビュー。同年4月には21世紀生まれの選手としてラ・リーガ初の得点者となった。昨季はシーズン途中にレガネスへ期限付き移籍し、今季はエイバルにレンタル移籍。MF乾貴士やFW武藤嘉紀らと共闘し、ここまでリーガ12試合の出場で2得点を挙げている。また、プロデビュー前から年代別のスペイン代表にも名を連ね、2019年7月のU-19欧州選手権では母国の優勝に貢献した。

 特長は左足を駆使した多彩なプレーだ。左サイドでのドリブルからラストパスやクロスを繰り出し、エイバルのチャンスを次々と演出。うまく味方を使って局面を打開するクレバーさも備えている。昨年12月20日の第14節レアル戦(●1-3)ではチームが敗れたものの、個人として好パフォーマンスを披露した。

 同メディアは「レアル・マドリーがラ・リーガのセンセーションであるブライアン・ヒルとの契約に強い関心」と題した記事で「彼は19歳にして、ラ・リーガ・サンタンデールで最も有望な選手の1人となった」と言及。「彼のパフォーマンスは非常に良く、実際に数週間前のレアル・マドリー戦では素晴らしいプレーを見せてくれた」と絶賛し、「まだ19歳だが、マドリーが好む契約のプロファイルに完全に適合している」とレポートしている。

 ただ、ヒルはセビージャとの契約を2023年まで残しており、設定されている契約解除金は3500万ユーロ(約44億2000万円)だという。ドイツの移籍専門サイト『トランスファー・マルクト』によると、現在の市場価値は900万ユーロ(約11億3700万円)。フロレンティーノ・ペレス会長はセビージャの設定金額が高いと考えており、獲得は簡単にはいかないようだ。

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