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GKによる序盤の先制ゴール守れず…武藤PK獲得のエイバル、ホームで首位アトレティコに逆転負け

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プロ初得点を挙げたエイバルGKマルコ・ドミトロビッチ

[1.21 ラ・リーガ第19節 エイバル 1-2 A・マドリー]

 ラ・リーガ第19節が21日に行われ、MF乾貴士とFW武藤嘉紀の所属する15位エイバルはホームで首位アトレティコ・マドリーと対戦し、1-2で逆転負けを喫した。乾は先発フル出場。同じくスタメン起用された武藤は先制点につながるPKを獲得し、後半34分までプレーした。

 エイバルは中盤を逆三角形にした4-3-3で臨み、乾は3トップの左、武藤は右でスタート。試合は立ち上がりに動いた。前半9分、DFアナイス・アルビージャが自陣左寄りから対角線のロングボールを送ると、相手3バックの右脇を突いた武藤がPA内右でMFヤニック・フェレイラ・カラスコに倒され、PKを獲得する。

 前半12分にPKキッカーを務めたのはGKマルコ・ドミトロビッチ。GKヤン・オブラクの逆を取って左足でゴール左に蹴り込み、プロキャリア初得点を記録した。

 珍しい守護神のゴールで先制したエイバルだったが、前半40分に失点を喫してしまう。自陣深くでMFセルヒオ・アルバレスのキックがMFマルコス・ジョレンテにブロックされ、PA内右に流れたボールをFWルイス・スアレスに蹴り込まれた。

 追いついたアトレティコは後半開始からMFジョアン・フェリックスとMFルーカス・トレイラを投入し、さらに攻勢を強める。

 1-1で終盤を迎えると、後半42分にスアレスがPA内左でアルビージャに倒され、PKを獲得。同44分、キッカーのスアレスが右足のパネンカでネットを揺らし、得点ランキング首位タイとなる今季11ゴール目を記録した。

 2-1と逆転に成功したアトレティコはそのまま逃げ切り、リーガ5連勝。敗れたエイバルは公式戦3連敗となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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