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久保建英が“開始20秒”先制弾の起点となるも…ヘタフェはPK失敗も響いてビルバオに5失点完敗

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[1.25 ラ・リーガ第20節 ビルバオ5-1ヘタフェ]

 ラ・リーガは25日、第20節を各地で行い、MF久保建英所属のヘタフェビルバオに1-5で敗れた。右サイドハーフで先発した久保は開始直後の先制シーンで起点となったが、その後は目立った見せ場はなく後半23分に途中交代。チームも大量5失点を喫し、久保の加入後初黒星を喫した。

 久保は今月8日、武者修行先をビジャレアルからヘタフェに移し、この日が加入3試合目。前節のウエスカ戦(○1-0)に続いて右サイドハーフのポジションで先発出場を果たすと、前半早々に久保を起点とした攻撃でスコアを動かした。

 ヘタフェは前半キックオフから右サイドをシンプルに攻め込み、久保の空中戦で布陣を一気に高く上げると、そこで味方がボールロスト。だが、相手の縦パスを久保が再び奪ってFWハイメ・マタに鋭いパスをつけると、最後はMFカルレス・アレニャのクロスにMFマルク・ククレジャが頭で合わせ、開始わずか20秒で先取点を奪った。

 ところがそれ以降はビルバオのペースとなった。前半5分、FWイニャキ・ウィリアムスがエリア内でGKルベン・ヤニェスと接触してPKを得たシーンは、VARによる介入で判定が取り消されたが、13分に早くも同点ゴール。左のハーフスペースを突いたFWイケル・ムニアインのクロスにFWラウール・ガルシアがボレーで合わせ、冷静にネットへ流し込んだ。

 その後も劣勢が続いたヘタフェは前半30分、相手のハンドで獲得したPKをJ・マタが狙うも、GKウナイ・シモンがビッグセーブ。すると後半5分、ビルバオは左サイドからの直接FKをムニアインがゴール前に送り込み、DFジェライ・アルバレスが頭で決めて勝ち越した。さらに17分にはDFミケル・バレンシアガのクロスに再びR・ガルシアが押し込み、2点リードとした。

 ヘタフェは1-3で迎えた後半23分、久保とJ・マタに代わってMFフランシスコ・ポルティージョとFWマモール・ニアンを投入。久保は過去2試合のように複数の見せ場をつくることはできないままベンチに下がった。

 そしてビルバオは後半30分、I・ウィリアムズのシュート性のクロスから途中出場のFWアレックス・ベレンゲルが決めて3点差。37分にはダイナミックなパス交換で左サイドを崩し、MFアシエル・ビジャリブレのクロスからMFオスカル・デ・マルコスがボレーで決め、5-1とした。開始早々に先制したヘタフェは終わってみれば5失点の大敗で、3試合ぶりの黒星となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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