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森本貴幸がギリシャ3部AEPコザニを退団…コロナ禍でリーグ中断、プレーできず

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 ギリシャ3部AEPコザニは28日、元日本代表FW森本貴幸(32)の退団を発表した。海外挑戦は4クラブ目だったが、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が中断され、出場のないままチームを去ることになった。

 1988年生まれの森本は東京Vのジュニアユースに在籍した04年、中学3年生でJリーグデビュー。いまも破られていない15歳11か月28日のJ1最年少ゴール記録を保持し、“怪物”として注目を集めた。06年夏に海を渡り、イタリアのカターニア、ノバーラ、UAEのアルナスルでプレー。13年夏に帰国し、千葉、川崎F、福岡に在籍。昨年9月末、福岡と双方合意の上で契約を解除し、ギリシャ3部AEPコザニに移籍していた。

 しかし、新型コロナウイルスの影響により、リーグ戦再開の目処が立たない状況。3か月間のトレーニング禁止、1月31日に移籍市場が終了するなど不確実な状況が続くことから、他の国でチームを探すことに決まったという。

 クラブは「リーグ戦で彼がコザニのユニフォームを着てゴールを決めるのを見たかったので残念です」と惜しみつつ、「残念ながら今日までの不確実な状況の中で、ギリシャはいつ夜明けを迎えるのか分からないので、私たちはこれが正しいと考え、彼がスタジアムに戻る手伝いができたことに満足しています」とコメント。「もちろん、タカがすぐに私たちのもとへ戻ってくることを願っています」とし、「タカ、また会おう!!!!」と日本語で呼びかけている。

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