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グアルディオラがジェコ復帰のうわさを否定…前線の駒不足も、現有戦力を信頼

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ジョゼップ・グアルディオラ監督が新戦力獲得を否定

 マンチェスター・シティ指揮官ジョゼップ・グアルディオラが、かつて同チームに所属した経験(2011年~2015年)を持つ、ローマFWエディン・ジェコ復帰のうわさについて言及した。

 現在、グアルディオラ率いるマンチェスター・Cはセルヒオ・アグエロ、ガブリエウ・ジェズスがともに新型コロナウイルス感染や負傷などが続き、シーズンを通じて十分な活躍ができていない状況が続いている。

 そんな中、ローマFWジェコは指揮官パウロ・フォンセカとの衝突もうわさされており、今冬の移籍市場でローマから去るのではないかと言われている。一部メディアは、インテルFWアレクシス・サンチェスとのトレードの可能性の他、マンチェスター・Cも関心を持っていると伝えていた。

 そして、グアルディオラは30日に控えているシェフィールド・ユナイテッド戦前の会見で、「ここでは移籍市場について明確には言えない。現時点でジェコはローマの選手であり、それ以上でもそれ以下でもない」と語っている。

「私は今季一緒に戦ってきたみんなと最後まで戦い抜くつもりだ。もちろん移籍市場でここから動く人物もいるかもしれないがね」

「それでもチームの攻撃はある程度機能しているし、我々の攻撃はリーグ最高レベルだと認識している。もちろん試合内容が良ければゴールだって入るわけだしね。逆にチームの状態が悪かったら、おのずと得点数だって激減する」

 指揮官はまた、「私はセルヒオとガブリエウに対して問題を解決するようプレッシャーをかけたことはない。彼らが万全ではなかったとしても、他に得点の取れる選手もいるからね。それはチーム全体が優れているという裏付けとも言える」と続け、現有戦力の奮闘ぶりについて満足していると明かした。

「最近ではイルカイ(ギュンドアン)がゴール前で素晴らしい働きぶりを見せているね。彼はボックスに飛び込んでは見事なフィニッシュを見せている。その質はとにかく見事だ。先日のウェストブロム戦でも素晴らしい動きから2ゴールを奪った。あのように得点を奪う選手はそういない」

 アグエロは先日、新型コロナウイルス陽性が確認され、次節シェフィールド・U戦ではまだ出場できないことになっている。指揮官は「ストライカーがいない試合もあるが、我々には6~7人の選手がボックスに飛び込んで勝負できる」と続け、アグエロ不在も大きな痛手にならないと次節に向けて意気込みを示した。

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