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R・マドリーがレバンテに敗れる…前半早々のミリトン退場響いて首位遠のく逆転負け

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[1.30 ラ・リーガ第21節 R・マドリー1-2レバンテ]

 ラ・リーガは30日、第21節を各地で行い、レアル・マドリーレバンテに1-2で敗れた。前半早々に退場者を出した中、先制点を得たものの、そこから2失点。前節に続く連勝とはならず、首位奪還がさらに遠のいた。

 R・マドリーは前半8分、早くも窮地に追い込まれた。レバンテの浮き球スルーパスに対してDFエデル・ミリトンが背走しながら対応するも、FWセルヒオ・レオンを倒してゴール正面でFKを献上。主審は当初、ミリトンにイエローカードを提示したが、VARの介入を受けてレッドカードに変更し、数的不利を強いられる形となった。

 ところがR・マドリーは前半13分、相手のクロスボールのこぼれ球を拾ったカウンター攻撃からFWカリム・ベンゼマがポストプレーでつなぎ、MFトニ・クロースが相手の最終ライン裏にミドルレンジのスルーパスを供給。これに抜け出したFWマルコ・アセンシオが右足でネットを揺らし、先制点を奪った。

 それでも2試合続けてDFセルヒオ・ラモスを欠く中、80分間以上にわたる10人での戦いには耐えきれなかった。

 まずは前半32分、レバンテは右サイドを崩してDFホルヘ・ミラモンがファーサイドにクロスボールを送ると、FWホセ・ルイス・モラレスがボレーで決めて同点。さらに後半33分、右のショートコーナーから送り込まれたMFエニス・バルディの横パスをFWホセル・マルティが決め、逆転に成功した。

 その後はMFセルヒオ・アリバスやFWマリアーノ・ディアスを投入し、DFラファエル・バランを前線に入れたR・マドリーだったが、反撃の1点を奪うことはできず。2試合消化が少ない状況で首位を走るA・マドリーとの勝ち点差は7となっている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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