beacon

雑音も関係なし! メッシ芸術FKのバルサ、“宿敵”ビルバオに追いつかれるもグリエーズマンV弾で2位浮上

このエントリーをはてなブックマークに追加

バルセロナが2-1で勝利

[1.31 ラ・リーガ第21節 バルセロナ2-1ビルバオ]

 ラ・リーガ第21節が1月31日に開催された。4位バルセロナはホームで10位ビルバオと対戦し、2-1で勝利。リーガ5連勝で10試合負けなし(8勝2分)とし、レアル・マドリーと同勝ち点の2位に浮上した。

 バルセロナは6日のリーガ第2節延期分(○3-2)、17日のスペインスーパーカップ決勝(●2-3/延長)に続く今月3度目のビルバオ戦。また、年明けからアウェーや中立地での試合が続いており、2021年の公式戦9試合目にして初のカンプ・ノウでのゲームとなった。

 強度の高いビルバオの守備をFWリオネル・メッシやMFペドリが絡んだパスワークで攻略にかかる中、前半20分にスコアを動かす。メッシがPA手前中央でFKを獲得し、自らキッカーを担当。ビルバオの壁の下はFWイケル・ムニアインが寝そべってケアしていたため、左足で壁の上を越える巻いたシュートを放つと、カバーに入ったDFジェライ・アルバレスも触れず、ゴール右上隅に吸い込まれた。

 先日、クラブと今年6月まで交わしていた巨額の契約内容をスペイン『エル・ムンド』に報じられ、渦中の人となっていたメッシ。バルセロナも遺憾の意を示す公式声明を出すなど、騒動は広がりを見せていたが、その影響を感じさせない圧巻の一発となった。これで得点ランキング2位タイの今季12ゴール目。また、クラブ通算755試合目で節目の650得点とした。

 一方、前半にほとんどチャンスを作れなかったビルバオは後半4分に追いつく。左サイドからMFラウール・ガルシアがクロスを送り、ファーのDFオスカル・デ・マルコスが反応すると、マークに付いていたDFジョルディ・アルバのオウンゴールを誘発した。

 それでも後半29分、バルセロナがビルバオを押し込んだ状態から、FWウスマン・デンベレがPA内右にスルーパス。タイミングよく駆け上がったDFオスカル・ミンゲサがワンタッチで折り返し、ゴール前でフリーとなっていたFWアントワーヌ・グリーズマンが左足で蹴り込んだ。

 グリエーズマンの今季6得点目が決勝ゴールとなり、バルセロナは2-1で勝利。ビルバオに対してスペインスーパーカップ決勝のリベンジを果たし、勝ち点40で並んだレアルを得失点差で上回って2位に浮上した。消化試合が1つ少ない首位アトレティコ・マドリーとは10ポイント差。次節は2月7日に行われ、敵地でベティスと顔を合わせる。

●ラ・リーガ2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP