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元アルゼンチン代表FWクレスポ氏がブラジルの名門サンパウロ指揮官に…2年契約を締結

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元アルゼンチン代表FWエルナン・クレスポ

 元アルゼンチン代表の名FW、エルナン・クレスポ監督がブラジルでリスタートすることになった。

 現地時間12日、ブラジルの名門サンパウロは新指揮官としてクレスポ氏を招いたことを公表している。

 サンパウロ会長のジュリオ・カサレス氏はチームの公式メディアを通して「さまざまな選択肢を検討した結果、我々はクレスポ氏に指揮官の座を託すことにした。彼のスタイルはサンパウロが目指すフットボールと合致している。そして彼には勝利のメンタリティがあり、現役時代も輝かしいキャリアを送ってきた。きっとこのチームでも勝利のDNAを示してくれるだろう」と新指揮官に期待を寄せている。

 1975年生まれ、現在45歳のクレスポ氏は現役時代にリーベル・プレート、パルマ、ラツィオ、インテル、ミラン、チェルシー、ジェノアなどでプレー。アルゼンチン代表としては64キャップ35ゴールをマークし、1998年、2002年、2006年と3大会連続でワールドカップのメンバー入りを果たしている。

 現役引退後は指導者に転身し、パルマのプリマヴェーラ、モデナ、バンフィエルドを経て2020年からデフェンサ・イ・フスティシア指揮官に。1月23日にはコパ・スダメリカーナ優勝を果たし、同チームに初の国際タイトルをもたらしたばかりだった。

 なお、今回クレスポ氏はサンパウロと2年契約を結んだことが明らかになっている。アルゼンチン人指導者は今後ブラジルの名門でどのような手腕を見せるのか、さらなる活躍が期待される。
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