1月末にミランに加入した日本女子代表(なでしこジャパン)MF長谷川唯が、今月13日に行われたコッパ・イタリア準々決勝第2試合・サッスオーロ戦でデビューを飾った。

　長谷川は1月29日にミラン移籍を発表した。日テレ・東京ヴェルディベレーザの下部組織メニーナから2013年にトップ昇格を果たし、なでしこリーグでは5連覇に貢献するなど活躍。また、なでしこジャパンの主力としても活躍を続け、19年には女子ワールドカップフランス大会に出場している。

　ミランはコッパ・イタリア準々決勝でサッスオーロと対戦。第1試合では敵地でアウェーゴールを奪い、1-1のドローに終わっていた。13日に第2試合が行われ、長谷川は後半22分に途中出場で新天地デビュー。試合は0-0のスコアレスドローとなったが、アウェーゴール差でミランが準決勝に駒を進めた。

　長谷川は試合後、自身のツイッター(@maybe10_)を更新。「イタリアでデビューできました!」と喜びを報告した。さらに、13日深夜に東北地方で震度6強の地震が発生したことを受け、「が、試合中に日本で大きな地震があったみたいで…東日本大地震を思い出すと怖いです。心配です。ご無事を願っています。この後も皆さんお気をつけください」と被災した地域へのメッセージを送っている。

　準決勝の相手は14日に決定。インテルとフィオレンティーナの勝者と対戦する。

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