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前節負傷もスタメン出場した堂安「ピッチに立つと決めたら言い訳しない」

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後半15分までプレーしたMF堂安律

 ブンデスリーガ第22節が19日に行われ、MF堂安律の所属するビーレフェルトはホームでボルフスブルクに0-3で敗れた。堂安はスタメン出場し、後半15分までプレー。今冬にザルツブルクから期限付き移籍したMF奥川雅也は、堂安が退いた同15分に入れ替わりで途中出場し、新天地デビューを果たした。

 ビーレフェルトは前半29分に裏を取られると、折り返しからMFレナト・シュテフェンに決められ、先制ゴールを献上。後半2分にはFKの流れから再びシュテフェンに押し込まれ、2点のビハインドを背負った。さらに同9分、MFマキシミリアン・アーノルドの強烈なミドルシュートを浴びて0-3。同15分に堂安を含む3枚替えを行い、奥川らを投入したものの、好転せずに完封負けを喫した。

 堂安は試合後、「チームとしてすごくよくない、テンションの低いゲームだったと思います」と振り返り、「彼らのゴールも素晴らしいゴールかといったら、自分たちのミスからだと思うので、そのミスがやっぱり命取りにはなると思うし、そのミスを少しでも少なくしていけたらなと思います」とチームとしての反省を口にしている。

 15日の前節バイエルン戦(△3-3)では膝を痛めて前半に途中交代。今節の出場が危ぶまれた中、スタメンとして奮闘した。自身のパフォーマンスに関しては「もちろん完璧ではないですけど、ピッチに立った以上、立つと決めた以上は言い訳しないというのは決めているので、そこは全く問題なくプレーできたかなと思います」と語っている。

 ビーレフェルトは今節の黒星で4戦勝ちなし(1分3敗)となり、昇降格プレーオフに回る16位から順位を上げることはできなかった。次節は27日に開催され、アウェーで6位ドルトムントと対戦。その後も9位ウニオン・ベルリン、11位ブレーメン、5位レバークーゼン、2位ライプツィヒと、難しい相手とのゲームを控える。堂安は「しっかりポジティブな気持ちを持って突き進めたらなと思います」と前を向いた。

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