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久保建英、ベンチ5試合目で最長プレーも決定機決め切れず…ヘタフェが残留争いライバルに痛い敗戦

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終盤にはFWハイメ・マタが一発退場

[3.6 ラ・リーガ第26節 バジャドリー2-1ヘタフェ]

 ラ・リーガは6日、第26節を各地で行い、MF久保建英所属のヘタフェバジャドリーに1-2で敗れた。久保は後半45分間のプレータイムを与えられたが、決定機で放ったシュートが相手GKの好守に阻まれるなど、得点に絡むことはできず。互いに残留を争う両チームの勝ち点差は2に縮まった。

 久保は5試合連続のベンチスタート。この日は左サイドの主力を担ってきたMFマルク・ククレジャが出場停止となったが、同じく今冬加入も控えが続いていたMFカルレス・アレニャに出番が与えられた。

 先手を取ったのはホームのバジャドリー。前半14分、右サイドを攻め上がったFWセルジ・グアルディオラが左足のキックで対角線にロングフィードを送ると、ペナルティエリア左に走り込んだMFファビアン・オレジャーナが頭で折り返し、MFオスカル・プラーノがワンタッチで押し込んだ。

 さらにバジャドリーは前半24分、DFルーカス・オザラとのワンツーで抜け出したオレジャーナがクロスを送ると、GKダビド・ソリアが弾いたボールをFWション・バイスマンが押し込んで追加点。ヘタフェも同37分、アランバーリのパスを受けたFWハイメ・マタが決めて1点を返したが、ビハインドでハーフタイムを迎えた。

 すると後半開始時、ホセ・ボルダラス監督はDFダミアン・スアレスに代わって久保を投入。ベンチスタート5試合目で最長のプレータイムを与えられた。もっとも、内容はそれでも改善せず、同9分にはアフタータックルを行った久保にイエローカードが提示された。

 だが、後半16分、ようやく久保にビッグチャンス。右サイドの崩しに参加し、MFマウロ・アランバーリからのスルーパスをペナルティエリア右で受けると、うまくボールを左側に置いてシュートを狙った。だが、相手の足に当たったボールは軌道を変えてゴールに向かうも、GKロベルト・ヒメネスがビッグセーブ。移籍後初ゴールはまたしてもお預けとなった。

 久保は後半24分、中央に絞ってフリーでボールを受け、自身もシュートを打てる位置からラストパスをペナルティエリア内に送ったが、フリーになっていたアレニャのシュートは相手に当たって枠外。次々に決定機を逃したヘタフェは終了間際にJ・マタが一発退場処分を下されるアクシデントもあり、1-2で敗れた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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