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10人のヘタフェが首位A・マドリーとドロー!! 久保建英は“投入直前”タイムアップで初の出番なし

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スコアレスドローに終わった

[3.13 ラ・リーガ第27節 ヘタフェ0-0A・マドリー]

 ラ・リーガは13日、第27節を各地で行い、MF久保建英所属のヘタフェアトレティコ・マドリーと0-0で引き分けた。ヘタフェは後半途中に10人となったが、鬼気迫る守備で90分間完封。6試合連続でベンチスタートとなった久保は移籍後11試合目で初めて出番がなかった。

 首位のA・マドリーのホームに迎えたヘタフェだが、この日も立ち上がりから4-4-2の強固な守備ブロックが健在。序盤こそFWルイス・スアレスに決定機をつくられる場面もあったが、GKダビド・ソリアのセーブでピンチを免れると、その後はお家芸とも言える固い展開に持ち込んだ。

 前半アディショナルタイムには絶好のチャンス。久保とともに今冬加入した元バルセロナのMFカルレス・アレニャがカットインシュートでGKヤン・オブラクのファンブルを誘うと、MFネマニャ・マクシモビッチがゴール前でボールを保持し、クロスからFWクチョ・エルナンデスが惜しいボレーシュートを放った。

 0-0で迎えた後半、A・マドリーはMFサウール・ニゲスに代えてMFジョアン・フェリックスを投入。やや持ち直したものの、引き続き目立ったチャンスはつくれない。ヘタフェは同15分、左からのクロスに反応したFWエネス・ウナルが強烈なシュート。これはオブラクのファインセーブに遭った。

 A・マドリーは後半17分、右サイドを突破したMFマルコス・ジョレンテの折り返しからJ・フェリックスが決めたが、これはM・ジョレンテの時点でゴールラインを割っていたとしてゴールは認められず。同19分にはDFレナン・ロディ、MFトマ・ルマル、FWムサ・デンベレを一気に投入した。

 ここまで持ち堪えていたヘタフェだったが後半25分、DFアラン・ニョムの危険な足裏チャージでビデオ・アシスタント・レフェリーの介入を受け、当初はイエローカードが提示されていたが一発退場に変更。10人での戦いを強いられた。同31分、33分にはデンベレ、J・フェリックスに立て続けに決定機をつくられたが、D・ソリアのスーパーセーブで難を逃れた。

 その後も責め続けたA・マドリーだったが、防戦一方のヘタフェは多くの選手がペナルティエリアに撤退。最後は久保をピッチ脇に準備しつつ、時間を稼ぎながらタイムアップを迎えた。久保は加入後初の出番なし。それでも首位相手に10人で戦い、価値ある勝ち点1をもぎ取った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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