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あのイブラヒモビッチが会見で涙…何があった?

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5年ぶりにスウェーデン代表復帰を果たしたFWズラタン・イブラヒモビッチ

 5年ぶりにスウェーデン代表復帰を果たしたミランFWズラタン・イブラヒモビッチが記者会見に出席し、子どもに関する質問で涙を流す場面があった。アメリカ『ESPN』が伝えている。

 EURO2016を最後に国際舞台から遠ざかっていた39歳のイブラヒモビッチは、今月末から始まるカタールW杯欧州予選で5年ぶりに代表復帰。再びスウェーデンのユニフォームを着ることについて息子のマクシミリアン(14歳)とビンセント(12歳)がどう思っているかを問われると「ビンセントは俺と別れるときに泣いていた」と語り、その後に言葉を詰まらせて自らも涙を流した。

会見で涙を見せたFWイブラヒモビッチ

 これまで国際Aマッチ通算116試合に出場し、スウェーデン史上最多の62ゴールを記録。チームを率いるヤンネ・アンデション監督はイブラヒモビッチの代表への関心を知ると、すぐにミラノへ飛んで元キャプテンの復帰条件を整理したという。

 復帰を決断するまでの心境の変化についてイブラヒモビッチは「代表チームでプレーすることは、サッカー選手として最も大きなことだ。彼ら(スウェーデン)の動向を追いかけているうちに、自分の中で彼らを助けることができる、何かをすることができると感じたんだよ」と明かしている。

 スウェーデン代表は欧州予選でスペイン代表と同組のグループBに入り、25日の第1節でジョージア代表とホームで対戦。28日にはアウェーで第2節のコソボ代表戦に臨む。

 イブラヒモビッチは「俺がここにいることを喜んでいるだけのように聞こえるが、俺がここにいるのは結果を出すためであり、監督やチームメイト、そして国全体に結果をもたらすためだ。ここでいくら話しても、結果を出さなければ何の意味もない」と強い決意を示した。

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