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悩めるチアゴにリバプールOBが言及「人によっては異論があるかもしれないが…」

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今季からリバプールでプレーしているMFチアゴ・アルカンタラ

 現役時代にリバプールでプレーした元オーストラリア代表のハリー・キューウェル氏がスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラを「世界最高の選手の1人」と評し、プレミアリーグで最高レベルに達するのは時間の問題だと主張した。スペイン『アス』が報じている。

 チアゴは昨年9月に欧州王者バイエルンから3000万ユーロ(約39億円)の移籍金でリバプールに加入。大きな期待を寄せられていたが、新型コロナウイルス感染や怪我による離脱もあり、ここまでプレミアリーグ15試合の出場でゴールやアシストといった結果を残せずにいる。

 だが、キューウェル氏はチアゴに関して心配はしていないようだ。まもなくプレミアリーグにフィットし、その才能を発揮することになるだろうと語っている。

「チアゴ・アルカンタラは世界で最も優れた選手の1人だと確信している。人によっては異論があるかもしれないが、今の彼は頑張っていると思う。彼のプレービジョンは素晴らしく、パス能力も優れている。彼はイングランドのスタイルに適応する必要がある。それができれば、リバプールは驚異的なMFを手に入れることになるだろう」

 また、中盤でMFジョーダン・ヘンダーソンとコンビを組ませるべきとの声に対しても、持論を展開している。

 リバプールOBは「シーズンを通し、安定してプレーできるペアを持つことは不可能だ。もし怪我や出場停止がなければ、1シーズンで最大30試合は出場できるだろうけどね。だから、中盤のあのエリアには少なくとも4つの異なるオプションが必要だ。今季、チアゴがジョーダン・ヘンダーソンと思うようにプレーできなかったことは問題ではない」と説いた。

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