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宮市亮との契約延長は本人次第? ザンクト・パウリSD「話し合いにオープンと伝えたが…」

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去就が注目されるMF宮市亮

 ブンデスリーガ2部ザンクト・パウリのMF宮市亮は現行契約が今季いっぱいで満了。クラブのアンドレアス・ボルネマンSD(スポーツディレクター)は延長に対してオープンのようだ。

 最後の公式戦出場が昨年6月だった宮市。当初は内転筋などの問題で離脱を強いられると、12月には一度再開したチーム練習でふくらはぎを負傷して再離脱。しかし、先月半ばに全体練習への復帰を果たし、先日『ビルト』では「ようやくまたサッカーができるようになりました」と喜びを語っていた。

 同選手はその際に契約にも言及。「このクラブが好きだけど、将来がどうなるかはわかりません。ハンブルクは第二の故郷のようなものですし、ここにいることを楽しんでいます」と語り、残留希望を強調。一方でボルネマンSDは「健康であれば、リョウは並外れた能力を持っている。だが残念ながら、ここ数年は使えないことが多かった。これは計画を立てる上で理想的ではない」とコメントしていた。

 だが、地元紙『ハンブルガー・アーベントブラット』が伝えた同SDのコメントによれば、クラブ側は宮市との契約延長に前向きなのかもしれない。同SDは「リョウにはすでに数週間前に、我々は話し合いをすることに対しオープンであるというシグナルを出している。彼の代理人や彼自身は、まずフィットネスを完全に取り戻すことに専念したいと話していた」と明かしている。

 また、同紙は宮市がボルネマンSDについて「離脱中、すごくサポートしてくれて、僕にたくさん声をかけてくれました。自分にとって大きなモチベーションになりました」と語っていたことも紹介。長期離脱が続く中でも見捨てないクラブとの良好な関係をうかがわせた。

 なお、同紙は記事ではクラブや選手にとってパフォーマンスに合わせた“出来高制“の新契約を結ぶことを「最善で、総合的に見ても最もフェアな解決策だろう」と提案している。

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