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ホーランドの代理人がレアル・マドリー&バルセロナと交渉するためスペインへ

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FWアーリング・ハーランドの新天地はスペイン?

 ドルトムントFWアーリング・ハーランドの代理人であるミノ・ライオラ氏がスペインのバルセロナとマドリードを訪問し、会談を行ったようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

 現在20歳のホーランドは2019年末にザルツブルクから1700万ポンド(約26億円)でドルトムントに移籍。加入後の49試合で49ゴールを挙げる活躍を見せ、今や欧州のビッグネームの1人となっている。

 同メディアによると、ライオラ氏とホーランドの父親であるアルフ・インゲ氏は、先月バルセロナの会長に選出されたジョアン・ラポルタ氏との会談のため、まずバルセロナに向かったという。その後、2人はレアル・マドリーと交渉するため、スペインの首都へと飛んだようだ。

 ホーランドはドルトムントと2024年までの契約を結んでいる。6600万ポンド(約101億円)の契約解除条項があるとみられ、2022年夏から有効となる見込みだ。

 今回の報道でホーランドの将来に関する憶測が広まったが、バルセロナについては、新型コロナウイルスの影響で莫大な負債を抱えているため、どのようにして資金調達するかは不明だという。

 スペインのサッカー専門家であるアルバロ・モンテロ氏は、記事の中で次のように語っている。

「ミノ・ライオラ氏とホーランドの父アルフ・インゲ氏は、朝9時半にバルセロナのエル・プラット空港に到着し、ジョアン・ラポルタ氏の運転手に迎えに来てもらい、彼の車でカンプ・ノウまで連れて行ってもらっていた。彼らはそこでラポルタ氏と2時間のミーティングを行っている。バルセロナはこのミーティングが最初の接触だと捉えている」

「(バルセロナにホーランドを獲得する余裕があるのかという質問に対して)いい質問だ。というのも、これから6月までの2か月間で、10億ユーロ以上の莫大な借金のため、7億3000万ユーロを支払わなければならないからだ」

「数日前に発表された監査報告では、今季は3億5000万ユーロの赤字になるとされている。来季も赤字であることは間違いない。リオネル・メッシを保持しつつ、キリアン・ムバッペやホーランドのような大物選手を1人獲得することを考えると、今後黒字になる可能性はあるが、ひとまず2022-23シーズンまでは無理だろう」

 なお、ホーランドに対しては、スペインの2強以外にもマンチェスター・シティをはじめとする多くのトップクラブが獲得を希望しているとみられる。

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